災害時医療


「市川で大災害が起こったら」

災害時のイメージイラスト

大災害が発生した場合、情報は混乱し、交通やライフラインも途絶することが予想されます。

そんな時に、もし怪我ややけどなどを受傷してしまったら、どのように行動すればよいのかご存知でしょうか?

是非、これからお話しする3つ内容を覚えましょう。


「聞く」 「動く」 「守る」

1. まず、「聞く」です。

防災無線に耳を傾けて下さい。防災無線とは、毎日夕方5時に時間をお知らせしている無線放送のことで、市川市に震度5以上の地震が発生し医療救護所が開設された場合、「医療救護所が開設されました」と放送が流れます。

この放送が流れた時点から、市川市の医療は医療救護所を中心に行われることとなる訳です。尚、医療救護所は、現在市内の各地区に設置されることになっておりますので、今のうちに、ご自分のお近くの救護所はどこなのか確認しておきましょう。

2. 次は、「動く」です。

ご自分もしくはご家族や近隣の方と協力して、医療救護所へ向かいましょう。

各診療所の医師は、各医療救護所に出動しますので、かかりつけの診療所は一時閉院される可能性が高くなります。また、大きな病院は、重症患者さんで混乱します。まず医療救護所へ向かってください。

3. そして、「守る」です。

「ご自分の身はご自分で守らなくてはならないのだ。」「ご家族の安全はご家族で守らなければいけないのだ。」という意識を是非持っていただきたいと思います。大災害発生後約2時間は、医療機関も救急車も現場に向かうことはできません。

完全にすべての医療や消防が停止するのです。ご自分が頑張らなくてはならないことも、十分にご理解頂きたいと思います。

以上が、大災害時に怪我ややけどなどを受傷した時の、皆さんに覚えていただきたい3つのキーワードです。もしもの時にきっと役立つはずです。

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